• 2020.02.08 Saturday
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アメリカ海兵隊岩国基地、絶句のスケールと人出の航空祭!!

●5月5日、思い立ったが吉日ならぬ、凶日か?!

 

前日の呉軍港⇒吉田郡山城⇒岩国市街へ。ネットで調べても遠方での宿泊は朝のバス乗り込みが無理。これは想定外で駅近くの駐車場で車中泊を決めたものの、その駐車場がいくら回っても空きがない。ようやく発見、運よくコンビニも近い。このパーキング不足はすべて明日の航空祭の参加者の多さに起因。いざとなると車中泊は体にきつい。94歳の父の体調が心配だった。さらに徹夜状態で並ぶコンビニトイレにも驚き。店員さんは慣れっこのようで一大風物詩かな???

 

 

●朝早く、帰りも遅くなる、膨大な参加人数に!!

 

半端な睡眠で起きて朝一、岩国駅前のバス乗り場へ。7時スタートのルートバスを待つ何�にも及ぶ列に驚く。市内からかき集めた大型バスが次々に来て、乗客を拾うので意外と早く順番が。駅から基地までは約15分程度。歩きの人も長蛇をなして基地へ向かっている。開門は午前7時から、開演は10時からなのに、すでに4時間前から物事は動く。また基地に入ると貸切大型バスが各地から、約50台は到着していた。この日の来場者は20万人以上とか。絶句の人出・・・比較しようがないくらいの航空祭である。

 

 

●展示機種は、ここでしか見れない軍用機がいろいろ!

 

伊達に苦労してここへは来ない・・・厳しい入場チェックもありながら、基地内には海兵隊兵士ならではのウェルカムな雰囲気。各軍用機の展示の傍ではカメラ撮影で、にこやかに応対するサービス精神が。祭事タイトルは「日米フレンドシップデー」なのである。広大すぎる基地内には雑誌やニュースで見る各種の軍用機に、航空自衛隊の基地祭展示とは違うミリタリーマニア垂涎である。

★国内初で実戦配備されたステルス戦闘機:F35や、話題の垂直離着陸輸送機:オスプレイなど、圧倒されるアメリカの軍事大国ぶり・・・航空機エンジニアの息子は2000カット以上をカメラに収めていた。

 

 

●飛行展示は、F18、F35、オスプレイ、ハリアー、哨戒機、輸送機などなど。最後のトリは”ブルーインパルス”!!

 

アメリカ海兵隊所属パイロットによる飛行展示。20数万人をくぎ付けにできるパワー&スピード。カメラの望遠レンズが上空を狙って雨後のタケノコのように乱立、まさに壮観の一言。お見せできないのが残念なくらいの数、数、数・・・。

最後のトリは航空自衛隊が誇る”ブルーインパルス”の編隊飛行。これまでの航空祭で見れなかった技や、臨場感=埋め立てた海辺の基地だから思いっきり演技できるし、地平低くの飛行も。騒音や安全性は十分担保されているからだろう。

 

またセスナ型の曲技飛行機も、幕間にいろいろ演技飛行してくれ、飽きさせない、面白い、とメニューは盛りだくさん。まさに堪能の1日である。やはり20数万人の期待は外さないなぁと。

 

航空祭自体の話よりも前段が長くて恐縮。航空祭はユーチューブでさんざんアップされているので。

もし来年こそ行こうと思ったら、今回の前段状況は役に立ちますよ。

★追記・・・帰りは国道も高速も完全渋滞。遠回りしたら3時間の距離が、なんと8時間かかり帰宅は深夜2時過ぎというおまけ付き。さらに2日後には真っ黒に日焼けした顔の皮膚が割れ始めて、人前に出れないほど。参りました!!

 

 

風雲急をつげねばよいが・・・さすがヘリコプター護衛艦「かが」。

●海上自衛隊呉基地に配属された、ヘリコプター空母型護衛艦「かが」を臨む!

 

大型連休とは無縁の私も2日間は息子ともども呉港へ。それは最近配属になったヘリコプター空母型”いずも”の2番艦「かが」を見たくなったためである。

5月4日、朝早く家を出たものの山陽自動車道:福山IC近辺で故障車処理があり1時間の渋滞。疲れながら昼前に到着も想定以上の人出。大和ミュージアムはすでに2回見ているので、長蛇の列も気にはならずで。目標は呉軍港を回る渡船乗り場。チケットを求めると、すでに各時間は満杯状態で、ようやく午後1時出港が家族分取れた次第。

 

 

●海上自衛隊OBが案内する渡船は大入り満員。やはり臨場感が違い、当然か!!

 

1時間で2艇が前後してスタート、約30分の遊覧。50人定員だが、冷房の効いている1階船室内には入らず、大方の人が屋上デッキで。600円で50人×2艇・・・2時間で3回位のローテーション・・・うぅ〜ん、なかなかの売上やなぁと感心、うらやましい。30分であっという間だが、呉軍港の魅力が十分伝わり、改めて世界有数の先進性と練度といわれる海上自衛隊の威容である。対岸はその戦力としての人材を輩出する幹部養成校のある江田島である。

 

●臨場感が半端ではない!さすが世界に誇るヘリコプター空母型護衛艦である。

 

海上防衛ラインが広大な日本。4つの護衛艦隊も今の時世、どうしても日本海や東シナ海へ向けての戦闘態勢強化が必要。国内最大数を誇る潜水艦隊も呉である。「加賀」を旗艦にイージス艦はじめ護衛艦隊と潜水艦部隊は、防衛力強化のシンボル。

やはり「かが」の就役はインパクトがある。

専守防衛の日本には攻めていく空母は不要。対潜迎撃&探査のヘリコプターで海域展開する防衛システムは日本ならでは。攻めてくる敵は相当痛い目を覚悟しないと難しい。本当に頼もしい護衛艦隊である。

 

 

●悲しい歴史を持つ呉軍港。二度と繰り返されないよう、だからこその専守防衛力である。

 

戦艦大和が建造された歴史あるドッグを見ながら、最先端の海上自衛隊の潜水艦の数々、輸送艦、掃海艇母艦、潜水艦救助艦など

様々は艦船が。思いのほか、潜水艦の停泊数が多く、ローテーションは??もしかして練習&即、軍役復帰の艦?とも思ったが。

徴兵で海軍通信兵として戦地に赴き、東シナ海で船が轟沈し10時間も波間に漂い、救援で九死に一生を得た父。警察予備隊、陸上自衛隊と通信隊一筋ながら様々な経験の話を改めて聞くと、晴天でにぎやかな多くの見学者とは違う思いであった。

 

 

毛利元就の本拠地、吉田郡山城へ!!

●この地から全国に名を馳せ、中国の覇者となった毛利元就の凄み!!

 

戦国時代の半ば、安芸の片田舎(=現在・安芸高田市)から始まり幾多の修羅場を潜り抜け、生涯をかけて中国地方を手中にした全国有数の大名が毛利元就である。彼の魅力は、これまで幾多の大河ドラマや時代劇になってきたことで、証明されているだろう。

❶小さな砦の城主からはじまり、尼子・大内、陶と名だたる太守レベル相手に勝ち抜いていったこと。

❷3人の息子の内、2人を戦国時代には珍しく良縁で本家を支える婿養子に出したこと。

❸織田信長、羽柴秀吉の天下人を相手に一歩も引かなかったこと。

こうした優れた戦略こそが真骨頂。他国の情報が得にくい戦国期に、しかも小さな砦領主が乱立する田舎地から、地方最大の大名家へと発展させたことに尽きようかと。

 

 

●広大な山城も難攻不落ではない。まさに知略・戦術に秀でたからこそ!!

現在城跡となる郡山吉田城は、どの山城とも変わらない縄張りで、広大ではありつつも近在の砦も似たようなもの。最大の危機、山陰地方の太守:尼子勢に攻められた時、その知略や戦術が見事に成功している。敵失にも恵まれたが、近在領主の協力も得て、見事に返り討ちさせた。

地方再生が叫ばれる今日、元就にならえば ”都会に一矢報いる気概を持て” と叱咤激励される思いである。

 

 

●一日、一力、一心・・・その日その日で、力を合わせ、心も一つにすれば叶う!!

「百万一心」の文字を微妙に分解して刻む。この時代、人柱を立てると難工事も完成すると迷信されたが、元就はこの文字を刻んだ石碑を埋めることで代わりとしたと伝えられる。それだけに、単に覇者を目指しただけではない、彼の領国経営や人心掌握の理念がうかがえる。城域内の石碑に向き合えば、改めて元就の思いを感じれる。

 

毛利元就は実に織田信長よりも30数歳年上で同世代ではない。信玄、謙信も20歳以上離れ、信長〜秀吉にとっては天下統一のための運も良ったかもしれない。家康はその毛利家を恐れて関ヶ原戦の戦後処理で、長門萩へ転封。しかし幕末まで営々と生き延びたその経緯からは、現代のわれわれが学ぶべき点も多い。

 

毛利家は秀吉時代には、現広島市にある広島城へと本拠地を移し、しばらくこの郡山城は歴史から忘れられていたが、江戸時代後期、広島藩の支藩として郡山城は復活する。それは台頭する長州藩の抑えとして・・・皮肉な話で歴史とは面白い!!

 

★それにしても、安芸吉田市の資料館は、人口規模の割に本当に立派な資料館である。ぜひご覧いただきたい。

 

 

 

 

感謝の気持ち、完成!

昨年の11月に開催された「かがわ・やまなみ芸術祭2016 財田町エリア」の写真集が完成しました。

 

 

予算ゼロからスタートした財田町エリアですが、地元の方の熱意と、気のいい作家さんたち、しっかりした会計担当、常識あるまとめ役などなどの力で、コンパクトながら盛大に、こんな印刷物を残すことまで出来てしまいました。

 

地元の方は「ご近所さんに頼まれて渋々、、」だったかもしれませんが、とりあえず写真集は笑顔がいっぱいです。関わってくださった皆さんに、こういう形で感謝の気持ちを伝えられるのが、とても嬉しいです。

 


 

 

残るは、山なみ芸術祭全体の記録集。連休中に絶対終わらせる!と決めていたのに、天気が良すぎて集中力が途切れました。でも、あともう少し。こちらも完成が楽しみです。

 

 

 

 

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