●3月10日:金曜・・・ドローン先進地へ向けての懇親会!!
11時〜12日にかけての「ドローン・ムービー・チャレンジ=空撮によるムービーコンテスト」の審査&表彰式、さらに兵庫県初「DJI主催:ドローン・キャンプ=プロのドローン操縦者を目指す講習と審査会」を、神河町:グリーンエコー笠形で開催。
そのため前泊でお越しいただいたドローン業界のカリスマ:請川博一氏を囲んでの山名町長はじめ審査委員がそろっての「ドローン先進地に向けての取り組み」の大放談会議へ。
★会場の郷土料理旅館=隠れ宿的な「豊楽」様で。ここの料理は徹底して地産地消型。店主自らの手による猪肉をはじめ、ユズ、ヤマメ、自然薯などを生かした料理が。請川氏のビジョンを聞き入った有意義な時間。そこは自治体首長でありながら全国唯一の農薬散布資格を持つ山名町長あっての放談だったかと。
●3月11日:土曜・・・グリーンエコー笠形という神河町が誇るキャンプ地の会場にて、ドローン・ムービー・チャレンジ=ドローンの空撮による神河町の景色の映像コンテストの審査会に参加。
応募申し込みが15件ほど、最終DVDにまとめての出品が9名の方。応募したくても神河町までが遠いとか、期間中は20数年ぶりの大雪で撮影困難な日もあったので、出品の方には感謝である。皆さんは9点か?と思われるだろうが、全国クラスのドローンフェストでも応募作品が7点程度とか・・・初回なら十分とかとのこと。
★グランプリ(=総合評価1位:8項目で採点)・・・ベストディレクター賞(=画面構成にすぐれた作品)・・・ベストパイロット賞(=操縦レベルが卓越した作品)・・・ベストカメラ賞(=映像的に優れた画面の作品)・・・メイキング賞(=独自的に工夫された作品)などで選出。名前は伏せての8項目にわたる公正な審査と自負する。
★ドローンキャンプは、並行して学科中心で講習が行われる。今回の参加は20数名で合格に燃える精鋭たち。
●3月12日:日曜・・・午前11時・・・現地体育館での表彰と試写会。ドローンキャンプの皆さんや町の方が集まっていただき、それぞれの賞授与式と作品発表。大型ビジョンを用意し、受賞作品を公開した。見れなかった人は神河町のWEBサイトのユーチューブなどで公開しますので、後少しお待ちください。
★総合点で2位、ベストディレクター賞は、昨年9月に開催した就業プログラム受講者によるもの。地元びいきなど一切なしでよく頑張られたと思うし、さすが地元、撮影場所を熟知した結果となったかと。無論、応募希望者には、特設サイトで20数エリアをグーグルマップ&現地撮影写真で紹介していた。
★一番の驚きは20数年ぶりの大雪での撮影作品が多かったことだ。ベストカメラ賞の受賞者(=香川県高松市)は、撮影予定で現地入りした日が大雪で、想定外のカメラアングルとなった。作品は墨絵のようなモノトーンの世界観で、川・滝・木と雪の対比のみで画面を構成、とてもシュールな秀作。・・・こぼれ話だが撮影に夢中になりすぎ、車が雪に阻まれレスキューを呼んで脱出したという落ちがつく。
★ドローンキャンプは日曜が大晴天でほぼ無風状態。グラウンドをコースにしての真剣な審査会だった。この日でプロ認定コースに上がれるとか、ドローンメーカーとして世界一のDJI:日本総代理店=スカイリンク社により認められる操縦力を審査される。様々に用途が広がるドローンの世界だけに、やはり基礎は操縦力。優れたパイロットを生み出すため、2ヶ月に1回、全国各地で開催している。5月は山形県天童市。人気トップの羽鳥アナがドローンキャンプを初取材とか。・・・神河町でということで、山名町長様と地元ドローン女子チームメンバーによる、最先端の農薬散布ができる機種を使ってのデモンストレーション飛行も好評だった。
●移住施策とドローンの関係??・・・話せば長く深いことながら、全国にドローン先進地が増えているが、神河町は一味も二味も違う取り組みで。今後ともご期待ください。合掌