●神戸発のブランドをいろいろ見に行って!
仕事柄ながら多領域になり、情報が追いついていないと猛省している。今回はある事案で久しぶりにKOBEブランドを見に行くことに。あちこちの店舗を何年ぶりかにウインドーショッピング。この年では娘がいて同伴してでもないときついわなぁと愚痴りながら。
(1)ハーバーランドのモザイクへ。
20年前以上だが、あるコンサル会社の勉強会に参加。モザイクができたばかりで香川の会社もここへ出店できる会社にならねばなぁと憧れたものだ。一度、さぬき麺業さんが出店していたが違和感があった。
今日は「神戸百貨店」なる店舗が目的。2店舗あり菓子中心のお土産店と真向いの”KOBEブランド”としての雑貨・装飾品の店舗である。モザイク入口の導線上の2階。観覧車や信号等が目前にせまり、東手にはオリエンタルホテルはじめハーバーランドの良さや六甲の山なみが満喫できる絶好のポイント。
それぞれのKOBEブランドはさすがに充実していて、売れる売れない?は別として平日にじっくりを散策してくれれば成功かなという雰囲気である。土曜・日曜は若い人が飲食中心や小物中心になるので客単価は低いし、ちょっと無理筋かも。また地元の人も多いようでインバウンドか遠方の人でないと手が出ないだろうなぁと。
★帰りは鳴り物入り=阪急が撤退した後のイオン系「UMIE」を抜けていく。かなりの大型店の上、さすがクリスマスの週末、賑わいは半端ではないが単身赴任の小父さんには縁遠いなぁと。
(2)異人館通りに近い北野工房へ。
全国に先駆けての旧小学校校舎を、手作り&カルチャー工房として、また神戸らしい地場産品のアンテナショップとして再開発。一時期は大型バスが引きも切らない繁盛スポットだった。今や少し落ち着いて親子ずれのカルチャー教室感が漂い、これもまた変に観光地になるよりも好ましいかと。店舗の撮影が気が引け=人が多く、プライバシーにもかかわり・・・写真はないが”マッチ店(=神戸が発祥地)”、”線香店(=淡路が最大の産地)”など、存在感がうれしい。2階から1階への階段踊り場で”似顔絵コーナー”が。
地元の通信教育高校で「似顔絵」を授業に、今の生徒は技術不足だが”似顔絵”の魅力は伝えたかった。高等教育や美術教育など受けなくても、純粋に勉強や努力でうまくなるからだ。
親子・女性であふれた雰囲気が場違いでそそくさと去った次第。TOAロードを下るとすぐコンペで何度かチャレンジしたNHK神戸さん、上海中医薬大学日本校があったTOAロードホテルさん、元UCCの社員さんと何度か行った樽加屋さん・・などを横目に元町まで。これらもすべて星電社さんの関連コンサルタント会社の名残りだったなぁと。
(3)神戸別品博覧会が出来ていた!!
開店時は試みとしても施設イメージとしても、とてもよいことだったが閉店を迎えた「ワールドさん運営のメンズ館」。何気に歩いていると「神戸ブランドのコンセプトショップ」に。仮設的だが、その名も「神戸別品博覧会」として、地場企業や優良店の新ジャンル商品的なアンテナショップに変貌。オープンがこの10月だったとは・・・いかに日頃、街歩きすらできていないかの証左。
総合プロデューサーはグラフの「北川一成」氏、地場商材のブランド化では定評である。ただ妬ましく思われたらいやだが、参加企業にもお抱えデザイナーがいるだろうし、より強くブランドを主張するなら来場者に人気投票してもらえるくらいに、百花繚乱のコンセプチュアルな空間にすればと思わぬでもない。また県下一円から小企業も誘い、浅草の「まるごとNIPPON」的な方が、効果は大きいとは思うが。北川カラーが出過ぎてどうなの??今の成熟した上に変化も激しい時に、東京でも激化する様々なブランド戦略や幅広い競争の波に、いちデザイナープロデュースで何年もつのかなぁと心配もする。
●最後は献血で締めくくり!!
歩き疲れながら遅めの昼食。少し脂っこいが炭水化物抑制と食事量の減量で、無理なく体重を6キロほど落とせているので、改めて健康判断として献血へ。半年に1回が目標だが、やはり年1回程度。血圧も組成もまずまず健康体で不安材料はなく、しかもこの年齢なら若い方だそうだ。そういやぁ妙に丁寧な対応だと思ったら、私より年齢が上の人はいなかった・・・そうか還暦過ぎての献血は健康な血液ではないのかもしれないなぁと・・・これからは担当者に聞いてからしようと、さびしく思った次第。