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第2弾:アートの街・松本の美ヶ原彫刻゚美術館
●冬季前最後の日に。美ヶ原は快晴に恵まれ、アルプスがパノラマ状態。
ネットで見たら、今日が最終日。朝から出かけること、峠道をくねくねと約1時間半。海抜1900mになる駐車場につくと、寒い!!しかしちらほら県外客が駐車場で、360度の日本アルプス連峰のパノラマを楽しんでいる。確かに美ヶ原だ!!地元で懐かしい四国ニュージーランド村的なクラブハウスを通り、チケット売り場へ。どうやら本日の第一号観客のようだ。この寒さや風具合なら敬遠されるかも・・・と不安なスタートだったが、アップダウンの激しい園内を歩いているうちに、風も止みなんとなく気温も高くなり安心して巡回できた。 箱根の森彫刻美術館との姉妹施設だが、景観は美ヶ原の名にふさわしく圧巻。冠雪の日本アルプス連峰が見渡せ、そこに大変数の屋外彫刻が展示される空間は、ここだけのものである。現在アートとしての彫刻の真価、具象的彫刻も点在し、また動く彫刻もある総合的なところ。広いながらも作品数が多くて目移りばかりするが、40年を過ぎてもメンテナンスはしっかりされている。 ●最高点は海抜2000mに。孤高の戦士が立つかのような彫刻群の林立。 起伏に富んだ巡回コースの中に、西洋の城風の展望台がある。台内の大理石彫像は素晴らしいが、この建物自体はややもチープだが、こうした施設を作ったフジサンケイグループの鹿内オーナーの審美眼は評価されるのだろう。羨ましい限りである。素晴らしい快晴に恵まれて冬季前最後の日に、たっぷりと彫刻を見れたことはうれしい。1点1点の規模が大きく修景に負けていない。また小ぶりな具象作品は集約されたスペースで競い合って佇んでいる。一周もすれば、程よい時間経過に、寒さも忘れて足が痛いほどだが、圧倒される彫刻群に疲れも心地よい。展示された作家には、うれしい限りの聖地であろうか。 また春まで開園はお預けだろうが、快晴に見る彫刻も素晴らしいが、途中にあるミニシアターでの、雪に閉ざされた期間、彫刻が吹雪にさらされ、雪に埋もれたり。また流星や月夜に照らし出された姿など大変秀逸である。閉園で我々にはうかがえない時の姿だが、撮影の皆さんには至福の時と空間だっただろうなぁと思えた。箱根の方が施設全体の完成度は高いだろうが、美ヶ原でなければならないという説得力は十分だ。 ●田舎のゴルフ場を転用してみては?新たな彫刻の森がもう少し増えてもいい。 企業規模が違うとはいえ、地域振興策での企業誘致が難しい時代。またローカルの2線級ゴルフ場が経営難になりブランドが高まらないケースも。歴史的遺産がなく、長期にわたるイベントの継続のできないローカルにとって、豊かなアートシーンへの再生は案外といけるかもと。野外アート展が300を超すと言われる国内。コンセプトを探れば、またロケーションを考えれば、恒久的に残るアート展も少ない。個人資産が1300兆円とも言われ、そのうちの60%が65歳以上の方のもの。「虎は死して皮を残す・・」「子孫に美田を残さず・・」の名言ではないが、こうした彫刻の美術館としてその名を冠してはどうか? 大都会東京に伍すことは論外、また日本の伝統・寺院の京都、奈良。神社としての伊勢・出雲などとは及びもつかないが、四国のいくつかのゴルフ場がリンクして彫刻の森巡り=八十八霊場巡りのアート版・・・みたいな地になれば、また浮かぶ瀬もあろうかと。「かがわ・山なみ芸術祭」の事案展開のアプローチで市町村を回ることにストレスがあった私には、つかの間の癒しとなる松本・信州であった。 無論、城巡りフリークの私は、松本城以外にも帰りのインター前に、諏訪高島城は寄った。しかし100名城スタンプからはずされているので・・・う〜んやむなし!!地元の方には何とかしてほしいものであるが・・・だが3大海城と言われた香川高松の玉藻城も似たようなものである。まぁ伝統や歴史遺産の継承、保護は、取り組める時に取り組んでいないと、数十年後の子孫に喜ばれることはない。今なお40億円もかけて市民会館を建てる市がある。合掌 |
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秋の夜長に
秋も終わりになって、やっといろいろなことが終了したので、長らく中断していたアルバムの整理を再開させました。
フイルムカメラの頃は、撮る→プリント→アルバムに貼るをこまめにしていたのに、デジタルカメラが主流になってからは、「あとで、あとで」とパソコンの中に溜まる一方で、アルバム作りがストップしてしまっていました。 Macを立ち上げれば、夢か幻かのようにスライドショーで流れてはいくのですが、残らないというか、おもしろくないんですよねー。それで購入したのがこれ。 思い立ったら即出力。iPhoneの中の画像も、選んで「プリント」をタップするだけ。 しばらくはこれで遊べそうです。 現在のところ2014年9月まで遡っていますが、とにかく飽きっぽいので、どこまで遡れることやら。 秋の夜長の楽しい時間潰しです。 |
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城下町:松本は、アートの街でもある!
●清涼な気配に癒された、信州・松本市近辺!
過日、自身の単身赴任と長男の下宿の冬物入れ替え=主に布団など・・・のついでに松本まで遠征した。仕事の関係上、そういう余裕もなかったのだが、ほとんど休まずにだらだら仕事をする私には、ここ最近特に鬱屈した日々が続いていて、日常から逃げたかったのかもしれない。さてその松本への目的は、城巡りとアート巡りである。 ●名城、松本城は連立式の天守群を誇る信州最大の城。 日本には名城として現在に至る城もあれば、明治前、江戸時代で役目を終え後世に残っていない場合もある。信州は戦国時代の逸話は多い激戦区ゆえに、江戸時代にもその気風を残しながら何藩かが残った。無論、最大の雄藩は松代藩:真田家ではあるが、城となると松本城(=戦国期は深志城)に尽きる。明治時代や昭和での大規模改修はあったものの、江戸時代の威容を誇る姿を見事に残している。 本格的な城として平野部に連立式天守群を築いたのは、豊臣時代の石川数正から。治世の中心としての役目を重視した平城は、当時の先端であり、また豊臣政権を支える拠点として典型的な城郭である。行政の中心でありながら軍事的にも強い城づくりを目指したのだろう。現在の連立式は江戸時代初期で完成した。さらに月見櫓まで併設したのは後々ではある。 特色は、本丸入口の門構えにある、黒漆塗りの金箔押しの「五三の桐紋」=豊臣政権重役の証。城郭もほとんどが黒板下張りで瓦の面は金箔押しが特色だが、こればかりは現存していない。岡山城、会津城、中津城・福岡城、熊本城、宇土城、金沢城などそうそうたる城郭がこの特色であったと言われる。・・・さらに特色は最上階:6階の面積が下の5階より広いことに気付く人は鋭い。実は見晴らしの良さで高欄を付けたのだが、現地の寒さに展望どころではなくなり、板壁で覆ってしまったので広くなったそうだ。最上階が広い天守は南蛮作りと言うが、それとは違うから面白い話だ。 歴史がある城郭は時代の流れや当時をしのぶポイントが多く、興味は尽きないが、やはり総合的な美しさだろう。人口24万を数える長野県の中核都市だけに外国人も多い。城にひかれた外国人から人気なのはよくわかる次第である。またお城のすぐ近くに有名な明治期の洋館=旧開智学校の校舎も十分な価値である。隣の現在の開智小学校も素晴らしい外観であるが。必見である。 ●次は本題、アートとの出会いだ。松本とその周辺はアートがすごい。 そうは意気込んでも所詮、1泊半日のショートタイム。名古屋から片道3時間は必要なので限定ではあるが。それでもまずは松本美術館へ。駅をやり過ごしてしばらく走ると、市内メイン通りに面した建築賞を受けたエッジの効いた現代建築の美術館が見えてくる。特に駐車場に止めると、真っ先に飛び込んでくるのはカラフルで大型のモニュメントである。そう、ここは松本が出身地である現代アートの大家=草間彌生が収蔵品の特色でもある。無論、館内でも特別コーナーがあり、そう多くはなかったが海外からの人や家族連れ、若いカップルなど草間ワールドに驚きを隠さず、現代アートの極地の発見を楽しんでいたようだ。無論、他にも出身作家の優れた具象画の数々、また書道家の常設コーナーもあるので、市民には幅広くアートを楽しめる空間と収蔵であり羨ましい限りだ。 この日はちょうど長野県の高校生書道展が開催されていた。日頃、思い出し程度にパッケージにむけた毛筆を取る私には、楽しい寄り道である。四国本社の隣町は、紙産業の集積地にちなんで「書道甲子園」ですっかり有名になったが、いやいや長野県の高校生も達者が大勢いたので、器用さだけで時折に文字書きする私としては反省だ。 初日は期待通りの松本市内であった。信州大学もあるそうで、県庁所在地の長野市や諏訪〜佐久とは違う中核都市=歴史満載の パワーも感じれた。鬱屈したこの頃・・・すべては「第2回かがわ・山なみ芸術祭」の新規アプローチでの対応市町の思惑の低レベルさに腐っていたのが要因。何十億円もの市民会館はGOサインでも、数百万円のアート展で、こういう言われ方をするかと、その上目線に辟易していたのが正直なところ。勉強不足か、感動体験がないというのか。アート展全盛期の日本における、また権威ある世界のアート展のブランド力が、どれほどの人を感動させたり、また社会全体の情操をはぐくんでいるかがわからない。成熟社会の中、過疎化する地方において、独自の固有の一大イベントでない限り存在感は忘れられるし、交流人口も増えない。郡上八幡の盆踊りのように市内全域でスライドして、1か月以上楽しめるとかでなければ、2〜3日のイベントも労多くして・・・である。数週間単位のスパンで、じっくりと向き合うアート展は、まさにローカル必須のコンテンツであるからだ。それの再確認に行きたかったという点であろうか???・・・ひとまずぼやきつつ第一弾。すぐ第2弾へ続く。合掌 |
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ご縁の後の奇縁?!
同じ日に、名古屋と東京でのご縁の後の奇縁?というお話。
11月4日(火曜)・・・朝早く神戸を出て、午前中は尾張旭市と名古屋市北区へ。午後は東京港区六本木と麻布十番。なんのことやら不明な、かなりマイナーな弊社だけの話で恐縮だが、しばしお付き合いを。 ●まずは名古屋駅へ、地下鉄東山線:栄町で名鉄に乗り換え。 午前中は尾張旭市にある某大学の入試広報課様へ。ここの担当者は香川県に総本部がある少林寺拳法連盟が運営する専門学校&高校の教員をされていた方で、名古屋市内の支部長さんでもある。名古屋とかがわを往復しての指導者生活にピリオドを打ち現職へ。学校案内の案件が多い弊社へも昔のつながりで声がけをいただく。さてはてどこにあるのか?と電車の路線図を見れば、5年にわたり関わっている介護情報誌「創美」の編集部のある清水と同じ名鉄瀬戸線ではないか。受注は難しいかもしれないが、何度もうかがっている編集部のある駅をやり過ごしての訪問でした。その大学とは名古屋産業大学様で環境ビジネスの単科大学。いろいろお話を聞かせていただき、構内も案内いただき、ご担当の先生と旧交を温めつつお礼かたがた失礼した。当然、帰り道は清水で降りて、編集部へご挨拶に。介護業界で気を吐く、和田編集長に、同じ瀬戸線の沿線の短期大学に介護系コースがあることで「創美」を知っていてくれた事もうれしい話だったと伝える。 ★写真は名古屋鉄道:尾張旭駅。大学はのどかな沿線都市にあり、環境のよいキャンパスも半世紀上の歴史のある短期大学と並 んでいるのどかなところ。横の城山公園には天守閣風の展望台と古民家の再築物があるなど文化ゾーンにもなっている。 ●次は東京のパーティ会場へ。六本木5丁目、メトロ大江戸線:麻布十番駅で下車。 何とか名古屋を抜けて、久しぶりの東京へ。目指すはもう8年近く取引いただいているファブリックの製造企画メーカー:レップ様の30周年記念パーティへ会場へ。駅は懐かしいさ麻布十番駅。13〜4年も前から受注をいただいていた制作会社さんがこの麻布十番にあった。そう麻布十番商店街のなかにあり、幾度も通った懐かしい場所である。当時のままビルはドラッグストアが残ったままだし、目の前のカフェもあり、ここにてパーティ前の疲れた足を休めた次第。本当にこことの取引では、東京のど真ん中の仕事を、かなりさせていただいた。携帯電話系から通信会社グループ全体のあらゆる案件で、ありがたい案件ばかりだった。でも9年ほどで先方の急な倒産でご縁の意とは切れたに等しいことに。苦くも華やかな麻布十番商店街の思い出がいろいろよみがえった。 休憩後、会場へ。鳥井坂をあがってすぐの元岩崎弥太郎の別宅跡であった。えぇこんな清閑とした施設があったっけ?何度も通っていたのに気づいていない!ここは東京事務所を独自開設した時に、当時の所長と何度かアプローチに行った某名門学校法人の真横ともいえる場所。そことのご縁はないままだったが、当時は制作物では名門の割にさらりと流していた感じだったので、失礼にももう少し手間を掛けれれては?!と不躾なことも話した記憶がある。現在はなかなか良い出来の広報物を作られているので見識新たである。 なによりアットホームな30周年記念パーティで、会場の落ち着き感と併せて、とても良い気分だった。社長様ご夫妻の尽力や社員さん一同の頑張りが良く伝わり、ここ数年の距離感の近しさと併せて胸熱であった。弊社も恥かしながら来期で30周年であるが、とてもそういう式典に及ぶ状況ではない。何とかして頑張りたいものと痛感した次第。 最終新幹線の時間に慌てながら会場を後にしたが、広い東京や名古屋で、くしくもお世話になった、またご縁のあるところと、同じ沿線や同じ場所にいることに、なんとも奇縁を感じた次第・・・短くも濃い1日だった。合掌 |
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1日店長、またやります!
私が時々おじゃましている山の学校で、明日8日から16日まで「ものづくり芸術祭・ZIKKEN展・クラフトフェア」が今年も開催されます。
今回は何やら忙しくて出品は見送ったのですが、期間中営業されるモノカフェのお手伝いには参加し、300人の来店が予想される15日と、最近社内でブームとなっている"アルコールバーナーで作る鍋焼きうどん"をメニューに加える16日は、またまた1日店長として楽しませてもらう予定です。 昨日、搬入中の学校に立ち寄ったら、壁を歩く長靴とか、お化け屋敷みたいになっていました。 食欲の秋、芸術の秋。 アート鑑賞も兼ね、ぜひぜひ山の学校に足をお運びください。 追伸) 15日。モノカフェに300人の来店が予想されるというのは『香川県ボランティア・NPO交流集会』というイベントが開催されるためで、陶土を使った街づくりやうちわづくりなど、いろんなものづくり体験ができるそうです。自分の手を動かして何かを作るって、めんどうくさいけどやりはじめると楽しいものですよ |