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池田守男さまを偲んで
香川県が生んだ偉大な経営者の1人として、後世に語り継がれるだろう、株式会社 資生堂の元社長 池田守男さまが今年5月にお亡くなりになりました。
そのお別れの会が、7月12日(金)に東京のホテルで行われ、参列してきました。 池田さまは、高松市の出身で、キリスト教を学ぶ東京神学大学を卒業し、昭和36年に鷏資生堂に入社し、以来一貫して秘書業務に従事され、平成13年に代表取締役 社長まで昇りつめた方です。 神学を学んだことからか、奉仕と献身の精神をもって、経営にあたられていました。 池田さまが生前に、「サーバントに徹する」という言葉を残しています。 つまり、お客さまへの奉仕の場である店頭に全力を注入され続けてきたそうです。 池田さまは、産業界だけでなく、東京英和女学院理事長兼院長として、心の教育にも尽力された方でもあります。 私も20年来のお付き合いをさせていただき、実直で温かく包み込んでしまう包容力を感じながら、そのお人柄に接してきました。 ご存知の通り、資生堂は商品などを通じてデザイン関係にも大きな影響力を与えてきた企業です。その企業のトップに郷土の先輩がいたことに誇りを持ち、我々も香川県に本社を持つデザイン会社として、さらなる発展を目指してまいります。
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