熊野市のもう一つの魅力、紀和町の鉱山資料館!!

●赤木城に続く、ぜひ知って訪問してほしい「紀和町の鉱山資料館」立派ですよ!!

 

赤木城を経て、やはり熊野権現大社へ向かう途上にある、紀和町の「鉱山資料館」は過去の遺産ではあるが、最盛期を彷彿させるにふさわしい展示品と構成内容を有する資料館である。

 

 

 

1:古くから良質の鉄鉱石や銅石が採掘されていたのが驚き!!

奈良時代、大仏建立に必要だった大量の銅は、紀州全体に広く求められた中でも、ここは有力な高山だった。しかも昭和50数年ごろまで続いたという、採掘では最古・最長鉱山の歴史を持つことになおも驚き。最盛期は全国の6割近い量だったとか?

技術的にも常に最先端の工法や排水処理の工夫など、先人の工夫や知恵が集約されていた鉱山群をこの地は有している。

 

 

 

2:刀鍛冶も多く集まったのは、南北朝の長い動乱が背景が!!

刀剣鍛冶の分布は全国でもいろいろあるが、現代まで続いていないと、案外と忘れられてしまうのかもしれない。歴史好きの私でも、まさかこの熊野市の赤木城近郊にこういう歴史的価値がある鉱山遺産を知らなかったことは、重ねて恥じ入る次第。ここの刀鍛冶が打った東建が、南北朝=主に南朝方の豪族や、戦国時代まで名門かつ有力だった伊勢志摩の北畠家、また長く信長・秀吉に対抗してきた紀州の各豪族や僧兵などに思いが馳せる・・・。

 

 

 

3:この鉱山は崩落事故がない、超優良安全鉱山の表彰を受けている!!

鉱山事故が多発する中でも、運営していた同和鉱業社の経営姿勢なのか、この鉱山の長い歴史のかなでもほとんど崩落事故の記録がない。それは抹消しているのではなく、きちんと取り組んでいたからだろうと推察される。また大戦時にはイギリス人捕虜の収容所もあり鉱山で働かせてはいたが、人事管理は穏当で、地元民との交流のエピソードが多い。この鉱山群は当時、国内鉱山で無事故優良鉱山として表彰されている。

 

 

 

 

 

●ひなびた田舎の山間のたたずむ紀和町鉱山資料館。熊野川がすぐ傍に流れ、足湯サービスや、道の駅も隣接して、ひと時を十分楽しめる。まず展示が良くできている!!実物サイズのジオラマや、鉱山の作業の様子の資料も豊富。またエレベーターに一工夫があり、思わずニヤリ!!で来館者の皆に受ける仕掛けかと。ぜひ熊野権現大社詣でのついでといっては失礼だが、ある意味カルチャーショックで、日本でも知らねばならないところがいっぱいあることを感じれる訪問だった。

 

  • 2019.10.10 Thursday
  • 10:26
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