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摩天楼は怪獣王の夢を見るか?
日々着々と建設の進んでいる東京スカイツリー。すでに東京タワーを抜き、「日本一高い建造物」の玉座に着いたわけだが、それが何を意味するか。まあタイトルからお察しの通り「破壊対象建築のシンボルになる」ということ。前任の東京タワーさんなんかはそれはもう散々ひどい目に遭っている。モスラにへし折られ、ガメラに火だるまにされ、ギャオスに巣を作られ・・・あぁ涙なくしては語れない。意外にもゴジラが初めて東京タワーを破壊したのは2003年と実に最近のことで、その翌年にはゴジラ終了のお知らせ・・・やはり奴をぶち壊さずに終われるか!ということだったのか。いやはやとにかくゴジラシリーズだけに限っても古今東西ランドマークというものは「壊されるために存在する」のが定説。北は札幌テレビ塔から、東京新都庁、みなとみらい21、松本城、熱海城、名古屋城、大阪城、中四国はすっ飛ばして南は福岡タワーと壊しも壊したり。都市にも関わらず古都保存法により目立った高層建築のない京都は比較的安寧の地だったのだが、平成の世に降り立ったガメラによって文字通り火の海にされ、最終決戦イリスとの格闘により破壊される京都駅のシーンは圧巻・・・っとあぶないあぶないもうちょっとでマニアックの橋を渡るところだった。
そんなわけで怪獣映画がその姿を消して久しい昨今、先輩方の粒々辛苦、どころではない阿鼻叫喚焦熱地獄の歴史を知ってか知らずかのうのうと建ちそびえる、言うなれば「戦後」生まれのランドマークたち。六本木ヒルズよ、新丸ビルよ、東京スカイツリーよ、彼はお前達を見逃しはしない。破壊され粉微塵にされるその日まで、夜毎震えて眠れ。 |
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Comment:
2010/06/11 6:06 PM, ガメラ医師 wrote:
ごめんください。突然コメントを差し上げ、誠に恐れ入ります。私は、下記のTBを致しました「ガメラ医師のBlog」管理人のガメラ医師と申します。映画ガメラに関する情報収集Blogを更新しており、こちらの記事には「ガメラ」の検索から参りました。
拙Blogでは従来より、全国各地の「ガメラの風景」に付いての記事をまとめておりまして、この度6月11日付けの下記TBの更新中にて、こちらの「東京スカイツリーに怪獣映画を想う」の記事を紹介させて頂きましたので、ご挨拶に参上した次第です。差し支えなければ拙Blogもご笑覧頂ければ幸いです。
長文ご無礼致しました。それではこれにて失礼します。
2010/06/11 7:43 PM, sakamoto wrote:
京都に降り立ったガメラとイリスがそれぞれ向き合う姿に、ゆっくりと炎が被さってゆくシーンは屈指の名場面。映画全体を覆うウェットな様式美を象徴するような、息をのむ美しさでした。
2010/06/13 10:50 AM, VOX yano wrote:
>ガメラ医師さん小生の拙文をご紹介いただくとは…誠にありがとうございます。平成にゴジラが復活した際にその身長が2倍にスケールアップしたように今度ゴジラ・ガメラが復活する際には200メートルくらいになるかもですね(笑)
>坂本所長
エンタメ作品としては「ガメラ2 レギオン襲来」が平成ガメラ三部作では一番好きですが(この作品ほど自衛隊がかっこいい怪獣映画は他にない!)、テーマ性ではやはり完結編のガメラ3ですねぇ。
イリスとの死闘の後、大挙して押し寄せるギャオスの群れ、ガメラの咆吼…。まさに世紀末を思わせるラストシーン。「VSデストロイア」で最後、光の粒子に浮かぶゴジラのシルエットと咆吼のシーンと並び、私的に拮抗する名ラストです。
これ、会社のブログとは思えないコメントですね(笑)
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ガメラ:日本全国ガメラな風景 2010/06 / ガメラ医師のBlog
2010/06/11 5:53 PM
本日四本目の更新です。
一本目「 リボルテック情報 /06/11 」はこちら。
二本目「 6月前半の写真系情報 」にはこちらより。
三本目「 ライヴガメラ /06/11 」は、こちらから
本項では、ガメラ岩やガメラ島など自然の風景、またガメラな建造物・モニュメント、街